100年後の森をめざして

昨日21日、綾町サイクリングターミナルにおいて「第2回 照葉樹林フォーラム」が開催されました。
計6名の研究者の方の発表がありました。

「写真で見る綾北川支流曽見川のトロッコ軌道の歴史」
石井政敏(高鍋自然愛好会)

「森林の持つ水質形成機能」
高木正博(宮崎大学農学部)

「過去90年間における綾南川・綾北川の流況の歴史」
蔵治光一郎(東京大学愛知演習林)

「再造林放棄地の実態について」
福里和朗(宮崎県林業技術センター)

「綾照葉樹林における鳥による樹木の種子散布」
小南陽亮(静岡大学教育学部)

「綾町の景観形成と照葉樹林」
北川義男(南九州大学環境造園学部)

総合討論「100年後の森をめざして」

質疑応答が白熱し、予定をかなりオーバーしての閉会となりました。

高木先生と蔵治先生のお話は、森が果たして河川や沿岸漁業に対して、一般にいわれているような影響が本当にあるのか、という観点からの発表でした。端的に言うと照葉樹林と針葉樹林の山でそこから流れ出た水質に大きな違いはなく、また禿げ山と豊かな森を持つ山では河川の流量に顕著な違いはない、ということでした。

これは正直いって、目から鱗。

ただ、両先生とも、質疑応答では科学的な分析とはいえ、ひとつの側面を捉えてのことであり、森に関しては複雑多岐に渡る長期の分析が必要、とおっしゃられていました。

唯一、純粋な研究者ではない石井さん(御歳82歳)によると、「長年の経験から、山と川と海に何らかの相関関係がある」ということでした。

とにかく、森の研究には、長〜い時間が必要なようです(^_-)

続いて22日は、大森岳伐採地の復元状況の観察に朝から出かける予定でしたが、あいにく宮崎県内の大雨洪水警報が解除されず(10時30分現在、雨は上がっていますが)中止となりました。
残念です。
折りをみて、独りで行ってみることにします。

コメントする

CAPTCHA


 

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください