森林・林業・林産業活性化九州大会in熊本

10月31日は、熊本城ホールで開催された「森林・林業・林産業活性化九州大会」に出席してきました。

基調講演は若杉浩一氏、川原剛氏の両名。

若杉さんの講演は「森林と都市を結ぶデザイン、そして未来~杉を取り囲むシステムを結びつける」というタイトル。デザインをデザインだけで終わらすことなく、地域づくりと結びつけることでワクワクする仕掛けを作る、という活動はとても興味深いものでした。宮崎といえば鉄道に関係する国際的なデザインコンテストのブルネル賞で最優秀賞を受賞した日向市駅でのお仕事が有名ですね。我が綾町とも縁があるそうです。消費社会の中にあり、いかに即物的な無機質な生活から脱却し人間らしい生活が営める町づくりを行うか。今後も色々と参考になるお話でした。

川原さんの講演は「『木糸』による挑戦~地域資源を活用し、環境負荷の低減を実現する」。こちらは森林資源を有効かつ先進的な取り組みから持続可能社会の可能性を追求するという、野心的なお話でした。木材チップから作られた布は、想像以上に柔らかで、寝巻きにも十分使えるものでした。

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