ダウ2013ドル安、下げ幅過去最大 原油急落・新型肺炎懸念で
[9日 ロイター] – 米国株式市場は急落。原油相場の大幅な値下がりや新型コロナウイルス感染拡大を巡る懸念からリセッション(景気後退)懸念が台頭し、パニック売りに見舞われた。ダウ平均株価<.DJI>は2000ドル超急落し、過去最大の下げ幅を記録した。
日銀 ETF過去最大規模で買い入れも株価は記録的値下がり
日銀は、新型コロナウイルスの感染拡大による金融市場の動揺を抑えるため、9日、数多くの株式をまとめてつくるETF=上場投資信託を過去最大の規模にならぶ1000億円余り買い入れたと発表しました。一方、9日の東京株式市場で株価は記録的な値下がりとなり、日銀などが今後、どのような政策対応をとるか注目されます。
日銀は、新型コロナウイルスの感染拡大による金融市場の動揺を抑えるため今月2日に市場に潤沢な資金を供給することを打ち出しています。
日銀は、この方針に基づいて9日、ETFを1014億円買い入れたと発表しました。これは今月2日と6日にそれぞれ日銀がETFを買い入れた額と同じで過去最大の規模となります。
しかし、9日の東京株式市場では日経平均株価が1000円以上の急落となり、大規模な買い入れの効果は限定的なものとなりました。
以前から、資本主義は終焉を迎えており、それに伴って金融市場の崩壊も時間の問題であると当サイトでは指摘してきました。
今回の世界同時株暴落はもちろんそれとはまた違った文脈で起こったものですが、これが「終わりの始まり」の引き金になる要素は十分に孕んでいます。
その中で私たちはどう備えれば良いのでしょうか。
「21世紀の経済論」で繰り返し述べていますが、私たちが生きていくために必要なものは「きれいな空気」「きれいな水」「安心安全な食べ物」「信用信頼に基づく良好な人間関係」です。それらを手に入れて生きさえすれば、基本的に何も困ることはありません。余計な不安を抱えることもありません。
世の中そんなに単純な話ではない、と言われる方もおられますが、一度立ち止まって、物事をシンプルに考えてみませんか?
世の中を複雑にしているのは「お金」です。お金でものを考えている限り、本当は単純なことすら気づくこともできません。先ずは「お金の呪い」から解放されましょう。
お金を否定する必要もありません。お金を理解し、使いこなせばいいだけの話ですから。ただ、呪いにかかっている以上は、お金に使われてしまっている、のです。その事に気づくことから始めなくてはなりません。
先ほど挙げた四つの「本当に大事なもの」。私が言っていることは間違っているでしょうか?
例えば「信用信頼に基づく良好な人間関係」。嘘や欺瞞、自己中とは真逆のことです。つまり嘘や欺瞞、自己中が蔓延している限り、私たちは不安に苛まれ、年中不満を抱え疑心暗鬼になっている、ということです。そして嘘や欺瞞を言ったもの勝ち、そういったリーダーが賞賛される今の日本のようになってしまうのです。
そんな日本で、あなたは幸せになれますか?
肝心なのは、自分で考え、自分で行動することです。