松本英揮スライド講演会in 綾 ソラニオヒサマ 2009年7月2日2008年11月30日 by こうろぎ智一 先日28日、ソラニオヒサマにて松本英揮さんのスライド講演会がありました。 松本秀揮さんは、宮崎在住でエコロジー啓蒙家?というのでしょうか、各地で講演会を開き、鹿児島大学、長崎大学、大阪工業大学等で非常勤講師も務められています。 何と、長崎大学まで自転車通勤されるのだとか! 松本英揮inソラオヒ1 木枯らし吹く中、三々五々参加者が集まってきました。 松本英揮inソラオヒ2 参加者は、職業も年代も幅広いものでした。 女達は夕餉の支度。 松本英揮inソラオヒ3 子供達も受付担当のお母さんのお手伝い。 松本英揮inソラオヒ4 竹細工作家の月ちゃんの工房、「ソラニオヒサマ」は古い民家を改築した素敵な空間です。 松本英揮inソラオヒ5 月ちゃん作の竹のオブジェが飾られています。 松本英揮inソラオヒ6 松本英揮inソラオヒ7 月ちゃんのアトリエでもありますが、いろんなイベント会場にもなり、公民館的な役割も。 松本英揮inソラオヒ8 その日、移住先の奄美大島から宮崎入りした京都出身のたまちゃんも参加。 彼女は、奄美大島で海や森を守る活動をしているとか。 松本英揮inソラオヒ9 さあ、いよいよ講演会が始まりました。 松本英揮inソラオヒ10 お父さんに連れられた、小学生も真剣に聞き入ります。 松本英揮inソラオヒ11 お話は、旅の話から。 世界中を自転車で旅してご自分の目で見て来たことですから、自ずと説得力が違います。 ヨーロッパの先進的な脱石油的まちづくりから、チェルノブイリの影響を受けた辺境の地で被爆の病に苦しむ子供達、あるいは劣化ウラン弾の恐ろしい影響の話、ブラジルでの想像を超えた森林破壊、貧困問題などなど。 テレビの報道番組で観たことのある話題ですが、実際に体験されて来た方からの直接のお話は、また違った印象を受けました。 今、世界中で何が起こっているのか。何が行われようとしているのか。 今、この日本で何をするべきなのか。どこを目指すべきなのか。 松本さんのお話は、単に「エコ」という言葉でくくれない、広く深い話題まで及びました。 松本英揮inソラオヒ12 約2時間に及んだスライド講演会も終了し、夕食タイム。 松本英揮inソラオヒ13 小林産の白米&玄米のおにぎり。美味しかったです!おいしいお米は、冷や飯でも全然行ける! 松本英揮inソラオヒ14 その他にも、参加者の皆さんの手づくりのお菓子や総菜が。ほとんどいわゆるマクロビオティック的な料理でした。 松本英揮inソラオヒ15 あ!僕の湯呑も活躍中(^^ゞ 松本英揮inソラオヒ16 車座で食を囲みながら、遅くまで質疑応答が繰り広げられました。 松本さんとは初めてお会いしましたが、テレビにご出演されているのを拝見したり、友人達が松本さんが主催されているエコツアーに参加していたり、お噂はかねがね耳にしていました。 今回、こうしてご縁が出来たので、ぜひ今後も綾での地域通貨やエネルギー自給に向けた活動にいろいろとお智慧をお借りしたいと思います。 松本さん、今後もよろしくお願いいたします。ありがとうございました。