今朝のNHKのニュースで何気なく、見かけたニュース。
「トンボの羽と風力発電の関係」
はて?
掲載日 2009年10月09日 【大分】日本文理大学(大分市、平居孝之学長、097・592・1600)工学部の小幡章教授と、東北大学大学院環境科学研究科の石田秀輝教授らは、風速40メートルの中でも利用できる紙製の風車を考案した。風車が風になびくことで回転による遠心力を抑制、破損せずに安定的な回転を持続する。小幡教授らは、家庭などに設置する小型の風力発電に利用すれば、設備の簡素化や低コスト化が図れると今後の実用化に期待している。
同風車は風になびく構造のため、風の強弱の影響を受けにくい。直径約20センチメートル、重さ4グラムの羽を使った実験では、風を徐々に強めても風速7メートル付近で毎分2000回転(rpm)前後にとどまることがわかった。このため低風速でも高い性能を発揮できる「エコ風車」の開発にもつながる。
番組中では、トンボの羽の構造を参考して制作された紙製の羽での実験で、通常の平らなものより
弱い風で動き出し、しかも台風並みの強風下でも壊れないことが実証されていました。
石田秀輝教授と小幡教授は「トンボの飛翔能力は驚くべきものがある」と研究されてきたそうです。
全く分野は違いますが、自然農も自然をよく観察することが肝要です。
これからの社会には、もっとそのような視点が必要となってくるのでしょう。
ネイチャーテクノロジー。
今後におおいに期待です。