MOX燃料、中部電浜岡原発に搬入 22日にも九電玄海原発に
中部電力は18日、ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)に搬入した。このMOX燃料を積んだフランスか らの輸送船が同日、御前崎港(同)に到着した。輸送船は22日にも九州電力の玄海原発(佐賀県玄海町)に到着し、MOX燃料を陸揚げする。四国電力伊方原 発(愛媛県伊方町)へも向かう。
中部電と九州電、四国電は原発で今秋以降に予定している「プルサーマル発電」にMOX燃料を使う。この電力3社がフランスから約2カ月半をかけて共同で同燃料を海上輸送した。暗礁に乗り上げていたプルサーマル計画が再び動き出す。(00:17)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090518AT1D180BM18052009.html
日経ネット
MOX(プルトニウム・ウラン混合酸化物)燃料:
原発の使用済核燃料を再処理して取り出したプルトニウムを、ウランと混ぜて焼固めた燃料。ウラン燃料のうち、燃えるウラン235は4%程度。9割以上を占める燃えにくいウラン238は、中性子を吸収してプルトニウムとなる。使用済核燃料中に約1%含まれ、再処理で取り出しMOX燃料に加工する。MOX燃料を普通の原発(軽水炉)で燃やすプルサーマルは、コストが高く経済性が悪い他、制御棒が聞きにくくなるなど安全性への懸念を指摘する声もある。使用済MOX燃料の処理方法は未定。
(5月19日付宮崎日々新聞より引用)
編集長より:核のゴミ問題が未解決の上、さらに見切り発車のMOX。何を考えているのか、さっぱり理解出来ません。
そしてこのコストは全て、我々が毎月払っている電気料金に上乗せされます。