今年度最後の河野塾

今日は小雨の中、今年度最後の河野耕三先生の生涯学習講座に参加してきました。

場所は、うちの近所、綾町と国富町の町境にある小川(なんと言う名前?)近辺の田圃です。
この川、すっかり護岸工事がされていて、川というより用水路みたいですが、実はタナゴも居るのです。

ホントにうちから歩いて10分もかからないのですが、この川を挟んで国富町側が今日のメイン。
何と、この狭い区域(30平米くらいかな?)に、絶滅危惧種が数種類生存しているというのですから、驚きです。

県道40号線から田んぼへ降りてすぐ、数種類のスミレが見えました。
中でも、白い花びらで薄い紫の筋があるスミレが目をつきました。
アリアケスミレです。
このスミレ、日本全国に分布しているそうですが、散らばって分布し、余り群生していないそうです。
他にはノジスミレが沢山ありました。

さらに進むと、ツチグリが。
大きな地下茎は、焼くと栗の味がすることからこの名が付いたそうです。
しかし、よくよく注意してみないと分かりません(^_^;)

田んぼの畔、水路の側にオカオグルマが。

そして小高い丘に、ヒナヒゴタイの群生がありました。
レッドデータブックでも、トップクラスの植物だそうです。
群生、と言ってもこの花が咲くのは秋。今はまだまだ小さい株でした。
しかし、近くには枯れた株がいくつかあり、種をつけていました。

このあたり、昔ながらの野焼きをしているために今では希少になってしまった植物が残っているのだそうです。
野焼きも、適度にいい加減にしている方がいいんだ、そうです(笑)

幅2mほどの川向こうの綾町側では、野焼きをしていないために絶滅したのだろうとのこと。
種は比較的重いために、移動もさほどの距離はない、というご説明でした。

田んぼの周りにはよく見るセイヨウタンポポではなく、在来種であるシロバナタンポポが沢山かわいい花を咲かせていました。
昔ながらのやり方で農耕をしているので、帰化植物ではなく在来種が多い、ということでした。

すると、雲の晴れ間から日が射してきました。
驚くことに、それまで蕾だった花々(ハコベやオオイヌノフグリ等々)が一斉に咲き始めました!
これにはびっくり!
もちろん、咲いた瞬間を目撃したわけではなく、気付いてみたら一面に咲き誇っていました。

柔らかい日差しの下で、ヤモリ達も活動していました(^_-)

コメント

  1. 八十一 より:

    自然農にしても、当たり前のこと、おそらく昔は自然にしていたことを今の時代よくよく考えてしなければならないのだな、と強く感じています。