2016年3月8〜10日に起こること〜ジム・ロジャースの経済予測

世界的な経済アナリストであるジム・ロジャースが2016年中の大恐慌を予測しています。
しかも、それは3月8〜10日かけて、さらに5月24〜25日にもさらなる恐慌が起こる、という予測まで立てています。

ジム・ロジャーズも警鐘 戻り相場の限界点と「3月10日大暴落」説=高島康司

シナリオ(1)2月に下げた相場は一度戻す

まず、ニューヨークダウや日経は2月の終わりころには上昇し、2月は1月末の相場まで値を戻す。日経であれば1万7000円の水準である。

シナリオ(2)3月8日から10日にかけて大暴落

だがこれで安心してはいけない。3月8日から10日にかけて暴落する。暴落の大きさはリーマンショックの水準を越える可能性がある。

シナリオ(3)5月24日から25日にかけてさらに暴落

その後、相場は変動するものの元の水準まで値を戻すことはない。そして、5月24日から25日にかけてさらに大きく暴落する。3月と5月の2度の暴落で、株価は下手をすると50%以上も下落する可能性すらある。

この暴落の後、既存の金融システムは本格的な調整過程に入り、2022年くらいまで下落は続く。

このようなシナリオだ。これはハリー・デントやボー・ポルニーの予測と非常によく似たシナリオだ。

デントとポルニーはこの暴落は金融危機を引き起こし、危機の後は新しい金融システムに移行せざるを得なくなるとしているが、今回情報をくれたシンクタンクのアナリストたちも同じような見方をしている

この予測は、株価のチャートのテクニカルな分析によって導かれたので、きっかけとなる出来事がなんであるかは分からない。あと1ヶ月である。このようなシナリオ通りになるのだろうか?注視していかなければならないことは間違いない。

参考までに、2016年3月4日13時40分現在までの、3ヶ月の株価チャートを載せておきます。(Yahoo!より)

国内指数13:20 20分ディレイ株価

日経平均株価

  16,940.67 前日比-74.11(-0.44%)

チャート画像

海外指数06:34(現地時刻:16:34)

NYダウ

  17,006.77 前日比+62.87(+0.37%)

チャート画像

また、このような記事もあります。

世界が注目する3人の大暴落予測 近づく「ダウ6000ドル時代」の生き残り方

いくつか、抜き出してみましょう。

そう、NYダウも日経平均も…10分の1になる…「まさか!」
しかし、1929年10月24日のブラック・チューズデー(ウォール街大暴落)の後、下降トレンドが3年も続き、NYダウは10分の1まで下落したのです。これは現実に起こりうることなのだ。
機関投資家とつながりを持っていない独立系のアナリストたちのコンセンサスは、「これからやってくる長期の株価下落は2008年の金融危機より、ずっと酷くなる」ということである。
1929年のブラック・チューズデーが再びやってくると考えることは常識なのである。

エゴン・フォン・グレヤーズ(Egon von Greyerz)は、このグローバル・エリートたちの奇妙な通貨戦争の本質をよく見抜いているに違いない。
この男は、「シナリオ」に気がついている。
「グローバル・エリートは、密かに世界市場を本格的なパニックへ誘い込み、世界を支配する計画を忠実に実行している」と彼は言う。

まず、預金者は、増え続ける政府の財政赤字に融資させるために、国債を買うよう強制されるようになるだろう。
政府の借入が指数的に増加するので、これらの債券の価値は崩壊して、結局役に立たなくなるはずだ。
そして、次の段階では、各国の通貨は、自国通貨の印刷と野放図な信用拡大の重荷にたえかねて崩壊するだろう。
米ドルでも、ユーロでも、ほとんどの他の主要国の通貨も、本質的には価値がゼロに達するはずなのだ。

そうした世界で年を追うごとに金持ちになっていく人々とは、債務超過の企業の破産処理を行う弁護士のような法律家と会計士だけだ。
彼らは優先債権者で、おそらく、労働の対価がきちんと支払われる唯一の職種の人々だろう。
彼らには、ほとんど生涯、安全で安定的な仕事があって、その他、大勢の人々より多くのお金を儲けることができるだろう。

大規模な食物不足が起こる。したがって、食料品価格は品不足になって超インフレ状態を引き起こし、劇的に上昇するだろう。
思考が既成概念に縛られていない人々にとっては、経済崩壊はたくさんの事業機会を提供してくれることだろう。
反対に、従来、繁盛していた多くの企業とサービスは消えていく。
わずかな創意工夫のある人なら誰でも、沈むゆく既存の大企業のギャップを埋める小規模事業を立ち上げることができるだろう。

こうした予測は、大部分の人々が、全く信じがたいと一笑に伏すであろうことは承知している。
そう考えてしまうのは、この100年間、資産価格を増加させることができたのは、単なる投資のスキルの問題であって、実質的な価値を増加させてきたことにはならない、ということを多くの人々が認めてこなかったからなのだ。

この100年の間に起こったことは、ごく少数の人々が、銀行システム(最高50回まで預金者の金を転がして信用創造する仕組み)を使って巨額な富を築き上げてきたということである。
そして、自分たちが持ってもいない金を使い放題してきた無責任で無能な政府によって、国民の負債を野放図に、それも指数的に増やしてしまったということなのである。
各国の中央銀行は、無からお金を生み出す仕組みを最大限活用して、この痛みをさらに大きくしてしまったのである。
実体のない資産価格を生み出したのは、この銀行システムという詐欺の仕組みによる信用拡大なのである。

私たちは、現在の金融システムを温存しようとして無駄なことをやり続けている政府によって、無制限のドル紙幣の印刷を通じて、何千兆円もの見かけ上の価値で膨らまされたバブルの世界に生きている。
しかし、そもそもが、こうした事態を生じさせた同じ方法によって問題を解決しようとしている矛盾に人々は気が付かなければならない。
それは、人々を病気にした病原体を使って別の病気を創り出し、その新しい病気を使って人々の病気を治そうとしているようなものなのだ。
さらにキツイ病にかかってしまえば、それまでの病気は、さして気にならなくなってしまうのである。
各国の政府と中央銀行は、それをやっているに過ぎないのだ。

紙幣を無制限に印刷して指数的に紙幣を増やすということは、実質的にすべての通貨を破壊して、社会のすべてのレベルで無政府状態を引き起こすことになる。

紙幣を刷り続けることは、世界が直面しようとしている壊滅的な危機を根本的には何一つ解決しないどころか、事態を悪化させるだけだ。
したがって、ハイパーインフレの期間が過ぎた後、すべての負債を完全に消滅させてしまうデフレの内破が必要となるのである。
このプロセスが最後まで終了するには、かなりの時間がかかるかも知れないが、私たちが想像しているより、かなり早く起こる可能性もあるのだ。
これだけ大規模のバブルがはじけたら、その致命的な影響がいつまで続くのか、その影響が最終的にどんな結果をもたらすのかを想像することさえ不可能なのだ――

つまり、マイナス金利の導入は、想像以上のインフレを誘発して、各国政府の債務を減価したり、金融機関を計画的に破綻させて、ベイル・インなどによって預金者のお金を収奪し、さらにその後、過激なデフレに誘導することによって、ロスチャイルド、モルガン、ロックフェラーといった世界政府主義者であるハザール・マフィアの失敗の穴埋めを、世界各国の国民の富を取り上げることによって成し遂げようという壮大なたくらみである、ということなのです。

あなたは、備えるべきです。銀行預金をスッカラカンにされる前に。

いかがでしょうか?これまで、当サイトで指摘してきたことと矛盾するものではありません。
もちろん、私個人は何月何日に株が暴落するという予測は立てられませんが、その根本的な原理は「現代社会は借金(増えるお金)によって動いている。それを作り出しているのが中央銀行システムである」という視点を持つことで、現在もっとも注目されてる経済アナリストと同じ結論に達する、ということです。
別に自慢をしたいわけではありません。
今後どうすればいいのか?ということを皆さんと考えていきたいだけです。

この記事では結局「お金は紙切れになるから、貴金属に換えておくように」と促していますが、私にはそれが最善とは思えません。
なぜなら、「私たちが生存していくために本当に必要なのは、きれいな空気、きれいな水、安心安全な食べ物」だからです。それをいかに将来に渡って安定して手に入れられるか、を最優先に考えればいいのです。
それは国外にそれを求めている以上、決して達成できないでしょう。お金でそれを考えている以上、永久に不可能でしょう。この国土と国民で、それを達成していくべきなのです。
選挙も、そういう考えに立つ政治家を選ぶべきです。

タダの紙切れであるお金同様、金や銀も食べることはできません。そのことは忘れてはなりません。

根本的なことを理解すれば、決して悲観的になることはありません。
仮に株が暴落しようとも、単に数字の話にしか過ぎません。
私たちの周りの自然は、何にも変わらないのですよ。
日本でバブル崩壊以降、「失われた20年」と言われてきましたが、田舎に住んでいらっしゃる方はご自宅の周りを見渡してみてください。
新しい道路などが出来ているところもあるでしょうが、自然とバブルは本来関係はないのです。
必要以上にお金を増やそうとするから、私たちが生存するために必要不可欠な自然を壊すことになるのです。
私たちは社会で生活を送っていますが、その社会は紛れもなく自然があってこそのものであり、その上にあるものなのです。

そのことの意味を、私たちは「腑に落とす」必要があります。

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